ベッピリガイ山 1308m (新日高町) ■Home |
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日高山脈の展望台とはよく言ったものでピリカヌプリから1839まで実に素晴らしい眺望が広がっている。 その中でも中ノ岳の鋭鋒振りがひときわ目を引き、 この前後が日高縦走の中で核心とも言える稜線だっただけに感慨深いものがあった。 更に左にはペテガリ東尾根、右の神威岳の横には薄っすらアポイ岳やピンネシリが見え圧巻である。 |
真正面にどんとペテガリ岳が聳え、山頂へ突き上げる深い沢筋に思いを馳せる。 対岸の長い西尾根を単独者が登っている筈だが、流石にこの時期は一人で寂しいだろうと想像する。 ペテガリ岳の左にはルベツネ山と1599がちょこんと頭を覗かせ、ヤオロマップ岳〜1839〜シビチャリ山と続いている。 さて、風もなく穏やかな天気で名残り惜しいがそろそろ下山とする。 下降は安全を期して825の広尾根を下ってみることにした。 登った尾根より笹が少し鬱陶しいがこちらにもシカ道が延びていた。 思ったより早く下山し、三石温泉で解散する。 マイナーなピークと展望を楽しんだ二日間だった。 |