弁慶湯(山) ベンケユ 843m 〜津軽実不(山) ツガルジップ823m (登別市大滝区)  ■Home
  2017年2月12日 曇り時々晴れ メンバー5名
  9:05本郷町除雪端→(11:25-11:45)弁慶湯→(12:30-12:40)津軽実不→13:20本町除雪端 登り2:20/0:45/下り0:40

何処も天気が悪そうだが胆振方面に晴れ間が覗きそうなので旧大滝村の北にある三角点「弁慶湯」を予定した。 かねがね徳舜瞥山の良い展望台ではと思っていた山だが序に「津軽実不」という山にも足を延ばしみることにする。

札幌から支笏湖に差し掛かると風が弱くなって願ったり叶ったり。 両山とも滑りは期待できそうもないが少し斜度のある津軽実不を下ることにする。 国道から入ってすぐ一台をデポして弁慶湯(山)に向かうと道がずっと除雪され終端農家の手前に車を止める。 さて薄暗い植林を抜けるが相変わらずぱっとしない尾根でふと現在地を確認したら予定した・613の尾根からだいぶずれていた。 沢を渡って尾根に復帰すると今までのは何だったんだと思うほどカンバとエゾマツの疎林が広がっている。 ここ滑りたいなぁー、勿体ないなぁー、とか言いながら弁慶湯(山)のピークに到着した。 平らな頂はカンバに囲まれ、少し開けた場所に移動するとぱっと視界が開け稜線の先に津軽実不が見えていた。

稜線の東側は遮る物が無くこんな天気に来たのが悔やまれる程の展望である。 下に小さな大滝村の町が見え、対面にどーんと聳えている筈の徳舜・ホロホロ(写真中)が雲に覆われて残念だ。 それでもオロフレ山が顔を出し(写真右)、以前、辿った門前峠からのルートや来馬岳に続く山並みが良く見える。 また白老三山(写真左)の南白老岳が手前に見えるのが新鮮で奥に小さな樽前の西山が白く光っていた。


今日は低山にして正解だった。 西から支笏湖方面に雪雲が流れ込み漁岳や恵庭岳が辛うじて分かる程度である。 稜線の東端はずっと開けて眺望が良く、方や西側はカンバの林の中に羊蹄山、貫気別山、竹山を垣間見る程度だ。 緩やかなアップダウンを経て到着した津軽実不(山)もカンバに囲まれているが先程よりピークらしい山頂である。 さてシールを外して滑走すると開けた斜面からナマコの様な弁慶湯(山)が望まれ、そこそこスキーの楽しい尾根が続く。 天気が良ければ目も掛けられない山だろうが次は弁慶湯(山)を滑ってみたいと思いながら無料の温泉でさっぱりする。



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