2010年4月上旬 曇り メンバー4名
7:15国道→山頂(9:50-10:15)→11:30国道 (休憩含)
近郊の低山を物色し当別町青山と石狩市厚田の境界にある別狩岳へ出掛けてみました。
国道から五番川沿いに暫く歩いて取付いた尾根は木が少なくゲレンデのような斜面が続きます。
この日はすっきりしない天気でしたが山頂からの展望もまずまず期待せず登ったのが功を奏し得した気分になりました。
意外にも取付きからずっと疎林の尾根が続いた ストックを忘れ枝を代用、握力の鍛錬に役立つ 尾根の一部のような山頂からは増毛連山が望める
道道28号を北進すると当別ダムの建設工事が粛々と行われていた。
あと数年もすればこの道路もダムの底となり近辺の様子は一変するだろう。
そして青山ダムに差し掛かると通称南の別狩岳666mと呼ばれる同名の山が見えてくる。
そのうち登ってみようと思っているが尾根が痩せ少々取っ付き難そうな感じがする。
さて国道451号に入って程なく五番川に架かる橋の手前に車を寄せた。
天気は下り坂だが薄日も射しどうにか雨に当たらず帰ってこれそうだ。
スキーで出発し川から離れず歩を進めると前方に山頂らしき白い頂が望まれる。
思ったより近いんでしょ!
いつの間にか現れた林道を辿って左岸に渡ると斜面のあちこちに亀裂と小雪崩の跡が目に付く。
沢が開けこの先うまく対岸に渡れるか気になりながら右に屈曲すると此処から渡って下さいとばかりSBが残っていた。
右岸に渡り小沢を過ぎると取り付く尾根だが何と広い斜面だろう!
伐採でも入ったのだろうか?・366を越え左の尾根と合流してもなおゲレンデのような緩斜面が続く。
振り返ると神居尻山の後ろに樺戸山塊の山々が頭を出し北には知来岳が見えてくる。
南は低山が並びその中に南の別狩岳がある筈だがいま一つ判然としない。
思いがけない疎林の尾根に気を良くしてるといつの間にか山頂は目前だ。
一段高い頂からは暑寒別岳を始め増毛連山の展望が楽しめた。
帰りは雪が重く急にブレーキが掛かって大変だが沢の出合いまで呆気ない滑りだった。
再びテクテク歩いて車に戻るこのかったるさが唯一難点と言える。
金沢駅近くに出来た「ふくろふ乃湯」は源泉かけ流しこじんまりして感じが良かった。
<南の別狩岳はこちら>