嵐山〜近文山  アラシヤマ253m ・ チカブミヤマ223m (鷹栖町)   ■Home
  2017年11月19日 曇り メンバー5名 
  14:00北邦野草園→(14:20-14:25)嵐山→(14:45-14:50)近文山→15:20北邦野草園  登り0:20/0:20/下り0:30

嵐山は明治期に開拓使が視察した際、京都の嵐山に似ていることから名付けられた地名で一帯は旭川市と鷹栖町に跨る公園になっている。 また近文の地名はアイヌ語の「チカプウンイ 鳥いる所」、近文山を臨む川の大岩にいつも鷹が止まっていたことに由来する。

一山目の石山は高速の駐車場から登れたが嵐山も鷹栖ICのすぐ傍でアクセスの良い場所だった。 北邦野草園に向かう途中「北の嵐山」と書かれた看板を見掛けたがやけに洒落た家が建ち並んでいる。 冬期休業した野草園から白くなった遊歩道を15分も登ると嵐山の山頂で木製の展望台が景観にマッチしていた。

階段からテラスに出るや旭川市街と石狩川を一望、広大な上川盆地の向こうに表大雪と十勝連峰、さらに天塩岳がぼんやり見えていた。 眺望は旭川八景だけあって抜群、スッキリした展望を確かめに再訪したい場所である。

さてここまで来たら国見の碑が建つ近文山まで足を延ばさねば片手落ちである。 谷に下って登り返すと呆気なく山頂で古い石碑が建っていた。 案内板には初代北海道長官の岩村通俊と二代目永山武四郎がここから上川盆地を国見したと書かれているが見晴らしはいまひとつだった。 北に見える三角点の山にも寄りたかったが切がないので下山とする。 山は諦めの予報だったが雨に当たらず歴史ある展望の山に登れてラッキーだった。

<本日の一山目 石山(砂川市) はこちら>
<翌日の 岐登牛山(東川町) はこちら>


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