安足間岳  アンタロマダケ 2194m (上川町・東川町)   ■Home
2016年5月14日 晴れ 黒岳ルート メンバー3名   
8:20愛山渓温泉→10:10イズミノ沢→(12:35-13:00)安足間岳→13:55愛山渓温泉 登り4:15/下り0:55 (休憩含む)

山名の由来は安足間川の源頭に位置することに依り、 流域にアンタロ「アイヌ語で流れの渕」と名前の付く山が(安足間岳、本安足山、安足間山、安足山)四つもある。 安足間岳はその中で唯一登山道のある山だが大雪山の中ではただの通過点に過ぎず、むしろこの山が一番注目されるのは春スキーの時期かも知れない。

層雲峡から愛山渓温泉に着くと駐車場がほぼ満車、林道はそろそろスキー納めって感じだった。 時間も時間だし昨日の白雲岳の疲れと飲み疲れもあって旭岳をひよって安足間岳に変更する。 林道から斜面を上がって台地に出ると隣の愛別岳が真っ黒だ、台地のハイマツは進路を妨げる程でもなくちんたら進む。 イズミノ沢は目印の大岩から急斜面を下降し、永山岳の尾根に取り付いた。 尾根の下部でハイマツを渡るとあとは何処までも雪の斜面が続き、大グループから単独者までそれぞれのペースで登って行く。 そして少し細くなった喉元を越えると広大な源頭の先に山頂が見えてくるがなかなか近づかない。

太陽に丸い虹は天気が悪化する兆しだが山頂は至って穏やかだった。 源頭の途中から当麻岳に登ってここに来た方が眺望は良かったはずだが今日は全く頭が回らない。 そんな訳でシールを外してとっとと下山、広大なゲレンデは山頂直下から緩やかでストレスなく滑降を楽しめる。 しかもザラメに近い雪でターンがし易くとても快適、あれだけ長かった登りもあっと言う間に車に到着。 シーズン最後の山スキーを楽しむことができた。

<昨日の 白雲岳幻の湖 はこちら> 


          

inserted by FC2 system