秋田駒ケ岳 コマガタケ (秋田) 1637.4m  ■Home
99年8月 晴れ 8合目の小屋から女目岳コース
登り1.30  下り0.40   標高差334m  距離2km
田沢湖畔の宿でぐっすり寝入る家族に黙って4時過ぎに出発しひっそりした県道を山麓温泉へ走った。 駒ケ岳登山道は交通規制が行われ午前6時から午後4時まで車は入れないがゲートを5時半に通過した。 舗装道路だが細くて所々にすれ違いの待避所があり八合目の駐車場まで65個のカーブミラーを過ごした。 1303m地点にある登山口パーキングには数台の先客でペットボトルに水を汲み大急ぎで登った。 登り口の大きな案内板を確認すると阿弥陀池まで一本道で迷う心配はなさそうだ。 しかも早朝から天気に恵まれ思いがけぬ山行が楽しめそうである! 道は整備されスニーカー履きの登山者が多く目に付いた。(そう言う自分も登山靴など履いていない) ダケカンバと笹に覆われ初めは眺めが良くないが展望台からは広々としたコニーデ火山特有の裾野が見渡せ、 登ってきた車道が蛇のように曲がりくねっていた。 ここは「花の山」として有名で標高の割に高山植物が豊富でコマクサの群落もあるらしい。 中腹に阿弥陀池と言う大きな湿原がありニッコウキスゲが沢山咲いていた。(黄色い花でエゾカンゾウと似ているが同一か?) 池の手前に標識があり女目岳、男岳、横岳方面と分かれている? さて自分の目指す駒ケ岳はどの山かと後ろの登山者に尋ねたところ 「秋田駒ケ岳は女目岳(おなめだけ)、男岳(おだけ)、女岳(めだけ)を総称した名前である」とのことだった。 全く恥ずかしい質問で赤面する。 ほとんどの登山者は男岳へ向かっているが一旦最高峰の女目岳(1637.4m)を経由して男岳へ登ることにした。 誰もいない阿弥陀池の木道を一人歩いていると少し寂しい気がする。 池の周りは遮る木々がなく明るい雰囲気に包まれており、非難小屋からひょっこり若い登山者が出てきて横岳方面へ向って行った。 女目岳へは細かな火山レキで山頂まで僅か15分ほどで到着する。 ピークからは岩手山がくっきり望め爽快な気分だ、一方の男岳はごつごつした岩場だが15分くらいで登ることができた。(なるほどこちらの方が眺望の点で軍配があります) 眼下の田沢湖がすばらしく、遠くに鳥海山も見える。 崖下には女岳の噴火口(S45年突然の噴火)が不気味に口を開け様子は一変している。 山頂で登山者の秋田訛りを耳にし「今まさに東北の山にいるんだ」と強く実感、 秋田旅行の途中で思いがけず山に登ることができ満足である。 宿に戻ると家族は朝食の最中でいったい黙って何処へ行ってたのかと叱られた。

女目岳山頂              女岳(右)と火口(中央)           女目岳から見た男岳



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